強い台風14号は次第に大分県から遠ざかっていますが、引き続き暴風などに厳重な警戒が必要です

大型の台風14号は午前11時には下関市の北にあるとみられ、1時間に15キロの速さで北東に進んでいると推定されます。中心気圧は975ヘクトパスカル、最大風速は30メートルとなっています。

台風は19日明け方から朝にかけて県内に最も近づき、現在も全域が風速25メートル以上の暴風域に入っています。

強風にあおられて転倒するなどして県内ではこれまでに5つの市であわせて8人がけがをしています。

降り始めからの雨量は佐伯市宇目で527.5ミリ、由布市湯布院町で470.5ミリなどとなっていて引き続き暴風や土砂災害などに厳重な警戒が必要です。