3連休への影響が気になる台風14号。今後の見通しについて気象予報士、大森麻以さんの解説です。

大型の台風14号は現在、日本の南の海上にあって、暴風域を伴いながら1時間に15キロの速さで西に進んでいます。今後は発達しながら北上して、18日の日曜日には強い勢力となって九州にかなり接近、または上陸する可能性が高くなってきました。

台風は、海面の水温が27度以上の海域で発達すると言われています。日本の南では、29度以上の海域が広がっていて、ここを通ることで勢力が強まります。


台風が近づく前の17日土曜日から台風の外側の雨雲がかかって、大分県内は雨脚が強まりそうです。また、海上を中心に東寄りの風が強まる見込みです。


3連休中の大分県内への影響はまず波から出てきます。17日に波浪警報が発表される可能性が高くなっています。18日には暴風警報も発表されそうです。また、17日から大雨となる可能性があります。


非常用品の買い出しや側溝の掃除、飛ばされやすいものをしまっておくなど、できるだけ16日のうちに備えをしておきましょう。