大分県内の8月の企業倒産件数は4件で大型倒産はなかったものの、3件はコロナ関連倒産となっています。

民間の信用調査会社東京商工リサーチによりますと、8月の県内の企業倒産件数は7月より2件増えて4件でした。

負債10億円以上の大型倒産の発生はなく、4件を合わせた負債総額は2億1800万円で、うち3件はコロナ関連倒産でした。

県内のコロナ関連倒産は4か月連続で発生し、累計で31件となりました。

業種別では飲食業が2件、クリーニング業が1件、経営コンサルタント業が1件となっています。

今後の見通しについて東京商工リサーチでは、新型コロナの影響に加え、原材料価格の高騰といった事業環境の悪化も重なり、コロナ破綻は引き続き増える可能性が高いとしています。