大分県別府市で計画されている「東洋のブルーラグーン構想」について、市は16日の定例市議会で調査予算案を撤回する方針を明らかにしました。

この構想は別府市鍋山地区で温浴施設を備えた公園を整備する計画で、定例市議会に調査予算案が提出されましたが、常任委員会で否決されています。

14日は別府市議会の議会運営委員会が開かれ、市がブルーラグーン構想の調査予算案を撤回する方針を明らかにしました。

また、健康と観光を組み合わせた拠点施設の調査費として新たに900万円の補正予算案を追加提出します。

この異例の対応に伴い、本会議が16日開かれることになり、1日で議案質疑や常任委員会も行われます。

長野市長は14日午後から会見を開き、予算案を撤回した経緯などを説明する見通しです。