■巣ごもり需要で高級PCデバイス売れ行き好調
日本eスポーツ連合によりますと、国内の市場規模は現在127億円で4年前のおよそ2.5倍に。2年後の2024年には184億円に拡大すると試算されています。

大分県eスポーツ連合の副会長を務めた竹田さんは現状について次のように分析しています。
(大分県eスポーツ連合元副会長・竹田将海さん)「コロナの巣ごもり需要が大きかったと思いますし、今はYouTuberやVTuberが多くゲームを配信されている中で数多くの人の目に触れているんじゃないかなと思います」
県内でも様々なイベントが開催され、さらに専用の施設ができたことに期待を寄せています。
(竹田将海さん)「色々な企業の人からお問い合わせをいただいたり、お子様連れの保護者の人とか多くの人と今出会うことができていますので、今から大分県でも、もっと盛り上がっていくのかなと思っています」
eスポーツの普及を後押しするようなパソコンショップも大分県内に初進出。競技に必要なPCパーツや周辺機器など3000から4000種類を揃える「ドスパラ」。九州では福岡、鹿児島、沖縄に続き先月オープンしました。店内には「配信体験コーナー」や、有名メーカーのデバイスでそろえた「ゲーミング部屋」などの専用ブースも設けられています。


(来店客)「自分の手で触ってみないと重さとかも全然わからないので、試せてよかったと思います」
プロ仕様とあって中には数十万円する高額な商品もありますが、品質を求める客のニーズに応える形で売れ行きは好調ということです。
(ドスパラ大分光吉インター店・塚本議大店長)「サッカーをやろうと思えば上履きでもできるんですけど、プロの人は上履きでしない。それと一緒でマウスだったり、キーボードだったり、自分に合ったものが必ずありますので、自分だけのアイテムというのを選んでほしい」
競技人口が増えつつあるeスポーツ。競技にかける熱はますます高まり、広がりをみせています。