年末年始を控え、別府ロープウェイでは地震の発生を想定し、地上35メートルのゴンドラから乗客を救助する訓練が行われました。
別府ロープウェイでは、観光客が増える年末年始を前に毎年、市の消防本部と合同で防災訓練に取り組んでいます。

訓練は大規模地震が発生した想定で職員ら34人が参加しました。参加者は地上35メートルの地点で緊急停止したゴンドラから降下装置を使い、乗客を地上まで下ろしました。
また、施設内で火災が発生した際の初期消火や避難誘導の手順を確認していました。
(別府ロープウェイ・植松知也社長)「実際に起こると焦って思い通りにいかないこともあるので、お客様をけがなく安全に誘導できるように尽力したい」
初日の出スポットの鶴見岳には別府ロープウェイを利用して元旦におよそ2000人の来場が見込まれています。



















