治水対策として2023年完成予定の竹田市の玉来ダムで水を貯めて安全性を確認する試験湛水が始まりました。

竹田市の玉来ダムは2017年4月に始まった本体の工事が2021年8月に完成し、水漏れを防ぐ追加工事も完了しました。

工事が最終段階を迎える中、12日から試験湛水が始まり、放流設備にゲートが設置されました。試験湛水では最高の水位まで水を貯め、40日間をかけてダム本体や周辺の安全性を確認します。

(県河川課・成瀬哲哉課長)「平成24年の水害規模を十分クリアできる構造になっているので、竹田市民の方々に安全安心を届けられるのではないか」

県は試験湛水で問題がなければ2022年度中に玉来ダムを完成させる計画です。