9月9日は「救急の日」です。大分県の別府市消防本部では、医師や看護師が一日救急隊長に任命され、現場活動を体験しました。

この取り組みは救急業務に対する理解を深めてもらい、医療関係者の意識を高める目的で毎年実施されています。9日は別府市内の救急指定病院で勤務している医師や看護師4人が一日救急隊長に任命されました。一日救急隊長は司令室を見学したほか、資機材の点検やパトロールなど実際の救急隊の活動を体験しました。

(一日救急隊長・大矢健介看護師)「救急隊がどういう活動をしているかを知るいい機会だと思いますし、しっかり病院としてもちゃんと受けられるように努力していきたい」

別府市消防本部では119番の救急通報のうち、およそ4割が軽症で入院の必要がなかったということで、救命救急業務に対する理解を呼びかけています。