高病原性鳥インフルエンザが発生しやすい冬の時期を前に、大分県は26日、初動の対応や手順を確認する訓練を行いました。
訓練は高病原性鳥インフルエンザが発生した時の迅速な対応につなげるため、県が毎年実施しています。
26日の訓練は29万羽を飼育する玖珠町の養鶏場で、鳥インフルエンザが確認された想定で県や自衛隊など200人が参加しました。

防護服を着た参加者はニワトリの捕獲や殺処分の手順と方法を確認しました。県内では去年1月、佐伯市の養鶏場で鳥インフルエンザの確認されています。
県は鳥インフルエンザを水際で防ぐため、養鶏農家に対して野鳥の侵入防止対策や消毒の徹底を呼びかけています。