大分県別府市の市制100周年を記念した台湾へのチャーター便が運航され、ツアー客およそ150人が26日、現地に向けて出発しました。
このチャーター便ツアーは台湾との交流を強化しようと、別府市制100周年記念事業の一環で実施されました。26日朝、大分空港で出発式が行われ、長野恭紘市長が「台湾は別府観光にとって重要な地域で交流を深めていきたい」とあいさつしました。

ツアーは26日から3泊4日で市の関係者や市民など147人が参加し、台北市周辺を巡るプランと、南西部の台南市まで縦断する2つのコースが用意されています。
(利用客)「楽しいんじゃないかと思って、わくわくしている」「二度とこういうことはないですから、別府の宣伝をしていきたい」
別府市には2019年に台湾からおよそ10万人の観光客が訪れていて、市はツアーを通してさらなる観光客誘致につなげたいとしています。