大分県内有数のユズの産地・日田市で、高校生が柚子胡椒作りを体験し、地元食材への理解を深めました。

この取り組みは、地元特産のユズの消費拡大につなげようと、JAおおいた日田柚子部会が企画したものです。

25日は、日田市の昭和学園高校調理科の1年生39人が柚子胡椒作りを体験しました。

生産者から教えてもらいながら、生徒は収穫されたばかりの10キロの青ユズの皮をむき、ミキサーを使って地元産の青唐辛子や塩と混ぜました。

生徒は、柚子胡椒を使ったチキンソテーにも挑戦。醤油仕立ての甘辛いソースにあわせて味わいました。

(生徒)「皮むきが難しかったです」「料理と混ぜることでユズの風味が効いてすごく美味しかったです」「おばあちゃんちにユズの木があるので作ってみようと思いました」

ほとんどの生徒が柚子胡椒を作るのは初めてで、地元の食の魅力に触れる貴重な体験となったようです。