9月24日、大分県宇佐市に住む20代の女性が架空料金請求名目の特殊詐欺被害にあい、現金8万円をだまし取られました。
警察によりますと、宇佐市に住む20代女性は、副業に関するインターネット検索をし、自分に合う職種を捜すためのアンケートに回答しました。その後、SNSアカウントを紹介され、登録フォームから名前と電話番号を入力し、登録しました。
そして、相手の女と電話でやりとりし、「FXの自動運用に関するAI(人工知能)の管理を行う仕事がある。その仕事には希望のサポートコースが設定されており、それぞれ金額が違う」と説明を受けました。
話を信じた女性は、サポート費用名目として指定された口座に8万円を振り込み、だましとられる被害にあいました。
女性は振り込んだ後で、金の返却を求めましたが、「むずかしい」と言われたため違和感を覚え、話をした知人から詐欺を指摘され、警察に相談して被害にあったことがわかりました。
警察では、インターネットで副業に関する検索は詐欺被害にあう可能性があるので、検索には十分注意するとともに、怪しいと感じた時は詐欺を疑い、お金を振り込まず、すぐに警察や家族、知人に必ず相談するよう呼びかけています。