飲酒運転の車が逆走し対向車に衝突した大分市の事故で、現場から110番通報し交通整理をするなど2次被害を防いだとして男性2人に警察から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは大分市の会社員、中橋龍平さん(34)と自営業の山内公一さん(48)です。大分市で先月7日、飲酒運転の車が逆走し対向車と衝突。男性が大けがをしました。車を運転していた男(32)が危険運転傷害の疑いで逮捕されました。
2人は警察と消防に通報したあと、頭につける照明器具を手に持ち、他の車両の交通整理をするなど2次被害を防ぎました。
(中橋龍平さん)「後続車を巻き込んだ2次災害、3次被害が起きないようにというのを考えた」
(山内公一さん)「事故があったということでみんな責任持ってハンドルを握るということにつながってほしい」
大分東警察署の福岡弘毅署長は「人命救助と適切な対応に感謝します」と述べました。