台風の被害から身を守るため、いまからできる備えについてお伝えします。
(HIヒロセ春日浦店・江頭勇斗さん)「窓ガラスが割れても飛び散らないようにするための養生テープ。普段の2~3倍売れています」
大分市にあるHIヒロセ春日浦店では台風の接近で商品の問い合わせが増えています。養生テープのほか、カセットコンロや発電機など停電に備えた商品や水害対策として土や砂を使わず手軽に使える土嚢の売れ行きが伸びているということです。また、防災食コーナーを拡大して30から40種類の商品を展開。防災アイテムのニーズは日々高まっています。
(HIヒロセ春日浦店・江頭勇斗さん)「以前の水害とか災害に敏感になっているお客様も多いので、災害対策商品を求めて来られる方が多くなっている」
県災害ボランティア・福祉支援センターは家庭ですぐにできる備えがあるといいます。
(県災害ボランティア・福祉支援センター 森美菜子さん)「風が今回の台風は強いということなので、庭やベランダに置いてある物干し竿や飛んでいきそうな植木鉢、そういったものを屋内にいれていただく。窓ガラスが割れてもガラスが飛散しないようにカーテンを閉めておくだけでも全然違うので、そういった簡単にできる対策からしてほしい」
停電に備え、携帯の充電を意識しておくことや買い物では水や食料に加え、子どもに安心感を与えるためお菓子などを多めに買っておくことを推奨しています。
(県災害ボランティア・福祉支援センター 森美菜子さん)「特にこの週末に台風の情報とかを細かくチェックして対策を見直し、命を守る行動を取っていただきたいなと思います」
台風の被害から身を守るために事前の備えを万全にしておくことが大切です。