今回は4人の小学生剣士が全国大会に挑むチーム、「ジュニアフェンシング大分」です。
小中学生21人が所属するジュニアフェンシング大分。東京オリンピックに出場した女子フルーレの上野優佳選手などを輩出したチームで、「フェンシングを楽しむ」をモットーに日々腕を磨いています。

中学2年の小野佑嘉選手は7月行われた全国大会でサーブルに出場し3位。年代別の育成指定選手にも選ばれました。
(中学2年 男子サーブル全国3位・小野佑嘉選手)「うれしかったですけど、3位という結果で悔しいという気持ちもあって来年も全国大会があるので今年よりもさらに結果を残せるように頑張りたい」

妹の小学6年生、笑瑠選手も9月上旬の全国大会に出場します。一緒に練習する兄から刺激を受け、活躍を誓います。

(小学6年・小野笑瑠選手)「緊張もしていますけど、楽しみの方が大きいです。兄ちゃんは毎日頑張っていたので、私もその頑張りに負けないようにベスト8まで入るようにはしたい」

チームから全国大会に出る小学生選手は4人。石川愛瑚選手は2021年5・6年生の部で5年生ながらベスト8に。間合いを詰めてスキを逃さず攻めるスタイルで上位を目指します。
(小学6年・石川愛瑚選手)「緊張していますが、アタックで相手を突いていってベスト4に入りたい」

男子は2人が出場。大きな武器はカウンター、5月の九州大会で優勝した矢野真都選手。スピードに乗った攻撃が持ち味、3回目の全国の舞台に立つ衛藤主税選手です
(小学6年・矢野真都選手)「目立つ選手になりたい。あの人強くない?って周りに言われたい。全国ベスト8に入ってジャパンになりたい」

(小学6年・衛藤主税選手)「駆け引きをしっかりしてアタックを突いていきたい。サーブルとフルーレで出るので、両方ジャパンになれるように頑張りたい」


日本フェンシング界の未来を担う剣士たち。互いに腕を磨き全国の舞台で躍動します。
