戦中・戦後の苦労や厳しい生活の様子を後世に伝える展覧会が大分県立美術館で開かれています。

この展覧会は、戦争関連の資料などを収集・展示する昭和館や、しょうけい館など3つの施設が合同で開催しています。

会場には戦後のシベリアで強制労働を強いられた抑留者が使用した防寒着や当時の様子を描いた絵画、家族に宛てた手紙のほか、戦中・戦後の大分の様子を撮影した写真などおよそ360点が展示されています。

また。別府市の太陽の家の創設者で、1964年の東京パラリンピック開催に尽力した医師の中村裕博士を紹介するコーナーなどが設けられています。

この展覧会は、県立美術館で6月30日まで開かれています。