発着訓練で、これまで3度の事故を起こしていたホーバークラフトが、安全性を高めるため、大分空港の航送路に土のうを積んで、20日から訓練を再開しました。

ホーバークラフトは大分空港の航走路でこれまで3度事故を起こしていました。運航会社は安全対策として、事故のあった地点や、操縦の難しいS字カーブなど4か所にあわせて300個の土のうを設置し、20日から発着場での訓練を再開しました。

3番船「Tanso」が午前9時半に到着すると、難所のカーブで繰り返し練習しました。

(大分第一ホーバードライブ・小田典史社長)「安全に対するリスクヘッジというところが、やはりあの当時は上手く行ってなかったと思う。訓練を重ねていって、安全かつ高速で、空港まで届くというところに力を入れていきたい」

就航は今年秋を予定していて、訓練の一時停止による影響はないということです