西日本有数のブドウの産地、大分県宇佐市安心院町で、特産のデラウェアが収穫期をむかえ、19日初出荷式が行われました。
宇佐市安心院町では96軒の農家が、シャインマスカットや、ピオーネなどのブドウを栽培しています。
このうち、主力品種の一つで、種がなく小粒な「デラウェア」が収穫期をむかえ、19日、安部幸太さんのブドウ園で初出荷式が行われました。
式ではJAおおいたの関係者の挨拶のあと、地元の安心院こども園の園児たちが、デラウェアをはさみで丁寧に収穫し、その味を確かめました。
今年は5月以降天候に恵まれ、寒暖差が大きかったことから、甘みの強いものができたということです。
(園児)「グッドです」
(ブドウ生産農家・安部幸太さん)「糖度は20度を超えていまして、例年以上に上がっていると思います。今年は抜群においしいと思います」
デラウェアは8月中頃まで、県内を中心に、北九州や熊本などにおよそ35トンが出荷されることになっています。