コンサル業務などを展開する会社が去年8月に実施した調査では「学校での投資・お金の教育は必要」と思う人は6割を超えていて、このうちの7割が学習を始める時期について「小学校から」と回答しています。

大分市の住宅購入サポート会社「おうちの買い方相談室」では2014年からキッズマネースクールを無料で開催しています。4歳から15歳を対象に年齢に応じて為替や投資などの学習も行っています。このマネースクールは去年は627回開催され、参加者は1345組にのぼっています。

おうちの買い方相談室 額賀由有梨室長:
「ここ1年では約5倍の開催依頼となっております。お金の価値をお子様たちに気づいてほしい」

この日は親子7組が参加してワークショップが開催されました。子どもは自分たちが描いたイラストを商品に見立てて客役の親に販売。接客体験を通じて、お金を稼ぐ事の大変さやお金の大切さを学びます。

(保護者)「何かを自分で作り、それで報酬をもらえることに気づく良い機会になったと思います」「お金をやり取りする事がないと、物の価値が曖昧になってくるかなとていう思いもあった。実際にやり取りしてみるのはいい経験になる」