大分市中心部で多くの市民に愛されつつも6年前に姿を消したふない焼きがきのう復活しました。青春の味の再現に挑んだ店主の思いに迫りました。
若者を中心に人気を集めるも、2020年7月に突如閉店した「ふない焼き」。3月2日に大分市府内町でよみがえりました。
ふない焼きとは卵やたこなどを入れた回転焼きのような軽食で、10年以上にわたり、当時の中高校生のお腹を満たしてきました。

ふない焼きの復活に挑んだのが、宮川徹矢(36)さんです。
宮川さん:
「当時、気づいたら店がなくなっていたので、悲しいなと思っていました。難易度が高めですけど、難易度高い方がおもしろいじゃないですか」
料理人だった宮川さんは、自身の青春の味でもあるふない焼きを再開しようと、1年前に決意。前の店主と連絡がつかなかったため、味を知る人たちと試行錯誤を繰り返し、かつて個別に販売されていた具材のタコ、うずら、チーズを1つにまとめた新しい形で完成しました。
3日も思い出の味を求めてファンが列を作っていました。
購入した人「復活はうれしかったです。きょう聞いて、すぐ買いに来ました」「街に出てくると当時買っていました。復活は楽しみというか、うれしいですね」「小さい子たちに、自分たちが子どものときに食べていたものを一緒に今共有できるというのは、家族の時間にとっても良いかなと思う。長く続いてくれたら、ありがたい」
中央町のふない焼きの閉店を惜しむ声が多かっただけに、SNSなどで復活の喜びが多く聞こえてくるといいます。

宮川さん:
「県外から帰省する楽しみができましたのような声が、めちゃくちゃうれしくて、多くの人に食べに来てほしいし、思い出を食べに来てもらいたい」
平成の中高生のソウルフード「ふない焼き」が、令和の学生の胃袋をつかむ日も遠くなさそうです。



















