大分市に本社を置く保証関連事業のジェイリースは、海外とも取引している地場IT企業を完全子会社化し、アジア展開を目指す方針を明らかにしました。
大分市のジェイリース本社で12日会見が開かれ、中島土社長とエイビスの佐藤誠樹社長が株式の譲渡契約を交わしました。

エイビスは大分市で、病院や看護現場で使う「みまもりシステム」などを開発するIT企業で自治体や海外とも取引しています。
ジェイリースは4月30日にエイビスの全株式を12億3000万円で取得し、完全子会社化する予定で、エイビスの雇用はこれまで通り継続するということです。
今後は家賃保証に「みまもりシステム」を加えることで、高齢者の住宅確保に貢献し、成功モデルをアジアに展開していく方針です。