工事現場やイベント会場の安全を守るのに欠かせない警備員、しかし若い世代のなり手が少なく人手不足が課題となっています。
こうした中、長崎の警備会社が業界イメージを刷新しようと、オフィスのデザインや業務効率化に注力し、若手社員の増加に成功。警備業を新しい『ファーストキャリア』と位置づけ、業界に新風を巻き起こす期待が高まっています。


淹れたてのコーヒーを楽しめる場所。木材をベースにした内装とクラシックなインテリアで落ち着きのある空間が社内にあります。

一見、カフェにも見えますが──実は、警備会社「ユニバーサル・ガード」のオフィスです。
社員間のコミュニケーションを高めるオフィス

ユニバーサル・ガード 田崎相 社長:
「『あれ、ここってユニバーサルガードさんの事務所ですよね?』みたいなことが本当に今 起こっていて。入ってきたときに『わっ、おしゃれ』みたいなインパクトがあるとやっぱり覚えてもらえますし」

ユニバーサル・ガードの田崎相 社長は現在27歳。オフィスは見た目だけでなく使い勝手にもこだわっています。

田崎相 社長:
「座って従業員同士がしゃべったりとか、あとはこっちにいる自分たちと話したりだとか、喫茶店の一部のような配置の仕方にして」

以前、デスクトップだったパソコンはすべてノートに変更し、好きな場所で仕事ができるフリーアドレスを導入しました。

田崎相 社長:
「お互い何しているのかなっていうのを確認できるような事務所作り、風通しもいいし、見通しもいいし、そして足並みを揃えたっていう事務所のコンセプトで、こういう事務所、会議室にしました」