
対馬を二分した問題。
原発から出る“核のごみ”の最終処分場の受け入れに必要な“文献調査”について、市議会は、促進を求める請願を採択。

これに対し…
反対住民:「絶対にこの核のごみを対馬に入れてはなりません」
市長の最終判断が注目を集めました。

比田勝尚喜 対馬市長:
「最終処分場の文献調査を受け入れないとの判断に至りました」

判決のねじれが統一されました。
諫早湾干拓事業で2010年に確定した『開門を命じる判決』

この効力を無くすよう命じた福岡高裁判決が確定し、司法判断は『開門しない判決』に統一されました。

野村哲郎 農林水産大臣(当時):
「積み重ねられた司法判断と最新の科学的知見に基づき、有明海の未来を見据えた話し合いを行い、合意した有明海の再生の方策を共同として実施していくべき」

開門せずに有明海再生を協議する国の案に、長崎・福岡・熊本の各漁連に加え、11月には佐賀県の漁協も賛同し、今後の協議の行方が注目されます。