2023年を振り返る『長崎この一年』
今回は人口減少が進む中、商業圏が変わり、市長も交代した長崎市のこの一年です。

町が人の流れが変わっています

人口40万人を切り、さらなる減少傾向に歯止めがかからない中、次の100年に向けた『長崎駅周辺の再開発』は11月の新駅ビル開業で またひとつ区切りを迎えました。

10か月後にはジャパネットグループが880億を投じた「長崎スタジアムシティ」の開業も迫ります。

ジャパネットホールディングス 高田旭人社長:
「長崎を本気で変えたいと思います。一緒に夢を見て下さい」

民間主導の超大型プロジェクト。スポーツを『核』にした地方創生はどんな夢につながっていくのでしょうか?

市役所が移転…16年ぶりの市長交代

去年12月28日、64年にわたって利用された桜町の庁舎が仕事納めと共に閉庁しました。新庁舎は150m先の魚の町です。

引っ越し作業に追われる職員「お祭りみたいで楽しくはあります」

建て替え決定から12年。業務効率化のため9か所に分散していた部署を集約。駅とまちなかをつなぐ『交流の拠点』として──
災害時の『防災拠点』として──
1月4日、新庁舎 開庁。地上19階、高さ90m、町の新しいランドマークが誕生しました。

来庁した市民「狭いし汚かったからね」

4期16年に渡りトップを務めた田上市長の町作り、最後の大型事業となりました。

2月1日に行われた「新市庁舎祝賀パレード」田上富久 長崎市長(当時):
「また一緒になって町作りに取り組んで頂ければと思います」