来年度、長崎県内の5つの公立高校(長崎北陽台・島原・大村・猶興館・佐世保南)に、新たに「文理探究科」という学科が設置されます。

5校のうち、佐世保南高以外の4校については現在、『理数系の学科』があって、それが『文理探究科』へと変わります。
文理探究科では一体どのような学びが行われるのでしょうか?

■ ”問い”に迫る『探究型学習』

金平糖を作る過程で自然にできる角(つの)。
”なぜできるのか?” には沢山の不思議が詰まっています。

この仕組みを数式であらわし、解明する──
実際に『探究型』と言われる学習で取り組まれた課題です。

設定した課題に対して
・企業や大学などと連携して『情報を集め
・『分析』し
・そこから得られた『結果』をまとめ
・『発表』する
これが『探究型学習』のスタイルです。

長崎県 教育庁 総務課 県立学校改革推進室 竹之内 覚 室長:
「(これまで)試験に出るから これ覚えときなさい、というようなことで、勉強するところもあったかと思うんですけども、実際やりながらも『これなんでやってるんだろう?』と疑問を持つことってあったと思うんですよね。
探究型学習は ”自分が立てた問いに自分でアプローチしていく” わけですから、『これなんでやってるんだろう?』という疑問を持つ前に、『どうなってるんだろう?』『なぜこうなってるんだ?』って興味・関心が湧いてきますよね。」

『探究』とは、”自分で課題を設定して その解決を目指す学習” のことで、この『探究』こそ、今後の社会で求められる力だとして、今、教育界で最も重視されているんです。

すでに、現在の『理数科』でも、理系分野を中心にした ”探究型の学習” が行われています。
これに加えて、”文系の視点”が入った『探究型学習』も行おうというのが、新たに設置される『文理探究科』です。