今年4月に入社した元ラガーマン、酒井記者の取材です。
町の治安を 身を挺して守る長崎県警の機動隊員たちの過酷な訓練を体験してきました。

『治安の最後の砦』とも呼ばれる警察の機動隊。
長崎県警本部の警備部に属していて、暴動の制圧のほか 災害対応や要人警護にもあたります。

警察官の中でも特に、強じんな肉体と精神力が求められる部隊です。

警備部機動隊 山崎英 隊員:
「現場は想定しえないことが起こりますので、それに対応できるように自分たちで、自ら考えながら訓練をしております」

今回、私が体験することになったのは隊員たちがどれだけ過酷な訓練をしているのか身をもって知りたかったからです。

16年間、ラグビーで培ってきた体力と精神力を糧に体験してみることにしました。

機動隊が身に着ける装備を地面に広げてみました。これだけで重さは6キロもありました。

これに加えて5キロの盾を持ち、最初に行ったのが駆け足訓練です。