知事と強い信頼関係の宮島氏…県北活性化につなげられるか?

●宮島 大典さん:「おはようございます」

当選から一夜明け、宮島さんはいつものように街頭に立っていました。初当選への感謝を市民に伝えるためです。宮島さんはこの場所に20年来、立ち続けています。

●宮島さん:「当選させて頂いたおかげか、疲れは全く残っておりません。これからしっかりと頑張らなければということで、体力も気合いもみなぎっている」

大石 賢吾 長崎県知事:「おめでとうございます」
●司会:「わざわざ長崎からお見え頂きました」

宮島さんの強みの1つは、大石知事との強い信頼関係です。県北エリアの中核としての佐世保市と県がどの様に連携し、活性化につなげていくのかが注目されます。

●大石知事:「これから長崎県と佐世保市がしっかりと連携をより深めて、佐世保の元気を、県北の元気を、みんなで一緒に作っていく。『南高北低』とはもう言わせません。頑張りましょう」

県との太いパイプを持つ宮島新市長に、佐世保市民は何を期待するのか?

●男性:「市長に選ばれたからには佐世保市をより良く、老人も子どもも生きやすいような街にして欲しいですね」

●主婦:「子どもたちの世代が佐世保で育っていくのに、いい環境を作ってもらいたい」

●女性:「知事も代わられて、市長も代わられて、すごく期待します」

●男性:「新幹線が通ってから栄えてる、長崎は特に。佐世保は通らんけん落ちぶれていく。宮島さんがそこをきちっと、そういうところに絡んでやっていけば、もっともっと佐世保は良くなる」

16年ぶりに誕生する長崎・佐世保の新市長。人口減少をはじめとする様々な課題に対し、選挙戦で掲げた公約がどこまで実践されていくのか、注目されます。