天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、12日から長崎県を訪問されます。ご一家そろっての長崎ご訪問は初めてで、被爆者らとの懇談も予定されています。

天皇陛下が長崎を訪問されるのは、皇太子だった2014年の「全国障害者スポーツ大会」以来およそ11年ぶりで、即位後は初めてです。また、天皇皇后両陛下お揃いでの来県はおよそ29年ぶりとなります。長女の愛子さまは、今回初めて長崎をご訪問されます。

【12日(金)】
12日、両陛下は長女の愛子さまとともに、長崎市の爆心地公園や原爆資料館を訪問される予定です。被爆者らとも懇談される予定です。

【13日(土)】
13日は、被爆者が入所する長崎市の施設を訪問される予定です。

【14日(日)】
両陛下は、長崎県佐世保市で開かれる「ながさきピース文化祭」の開会式に出席される予定です。

被爆者の川野浩一さんは、被爆者団体の代表の一人としてご一家と懇談します。

長崎県平和運動センター被爆連 川野浩一議長:
「核も戦争もない時代をつくりたい、その思いは同じだと思いますから、陛下もご助力をいただきたいという気持ちをお話したいと思っています」

12日は5500個のちょうちんをご一家の宿泊先に掲げる「ちょうちん奉迎」も予定されています。