放置された竹林を有効活用しようと、長崎市の高校生と障がい者らが開発した竹炭を使ったスイーツが、2日、県庁で販売されました。
長崎の『軍艦島の石炭』をイメージした、竹炭を使ったクッキーとマドレーヌ。ラスク。


長崎北高生「試食をお願いします。着色は全部竹炭で(行いました)」
試食した人「甘くておいしいです」
作ったのは長崎北高の2年生と就労支援施設『ゆめ工房』の障がい者です。
フードロスや地域課題について学ぶ中で、県内に“放置竹林”が多くあることを知った生徒たちが、去年4月、その竹を食用に加工した“竹炭”を使ったスイーツづくりを企画。
完成した商品を2日、県庁で販売しました。
ドリームパークゆめ工房 緒方 晴さん
「(竹炭の)特徴は無味無臭なんですけれども、しっかり味わっていただけるかなと」
長崎北高校 畑田 麗二さん(高2)
「こうやって”もったいないよ”って送り出した商品をしっかり食べて頂いてフードロス削減につなげて頂けたら」
長崎北高は来年度も取り組みを継続し、生徒たちの課題解決能力の向上に繋げたいとしています。