東京商工リサーチによりますと、佐世保市で洋菓子製造・販売を手がける「株式会社白十字パーラー」が、9月9日に長崎地裁佐世保支部から特別清算開始決定を受けました。負債額は現在、精査中です。
「ぽると」など和洋菓子を製造・販売
白十字パーラーは1951年に創業、1954年1月に設立し、南蛮菓子「ぽると」など和洋菓子の製造・販売を手がけ、1992年6月期には5億4000万円を売り上げていました。
しかし、同業者との競合や大手菓子販売店の進出、ネット販売の台頭に加え、コロナ禍による観光客の減少などで営業環境が悪化。2025年6月期の売上高は1億2566万円まで減少していました。
さらに減収の影響に加え、小麦粉や砂糖などの原材料費の上昇で収益面も低迷し、厳しい運営が続いていたことから、2025年10月31日、株主総会の決議により解散。今回、特別清算開始決定を受けました。
事業や従業員、店舗は「ぽると総本舗」に引き継ぎ
こうした中、県内大手のスーパーを展開する株式会社エレナは、関連会社として2024年12月に株式会社ぽると総本舗を設立。2025年2月に白十字パーラーの事業基盤や従業員、店舗を引き継ぎました。
今回の特別清算開始決定は「白十字パーラー」に関する手続きで、事業基盤や従業員、店舗はすでに「ぽると総本舗」に引き継がれており、商品の製造・販売などの営業は継続されています。








