今月9日の「成人の日」を前に長崎県雲仙市では4日、従来の『成人式』に代わる式典『二十歳のつどい』が開かれました。

『成人式』を引き継ぐ形で行われた雲仙市の『二十歳のつどい』

2022年4月の法改正で、成人年齢は18歳に引き下げられたものの、人生の節目である20歳を迎えた若者の門出を祝おうと開催されました。

参加者:(きょうの服装は?)「テーマは他の人と被らないです」

「大人になれたなと感じます」

式典は、コロナ対策として市内3箇所に分けて行われ、このうち愛野町の会場にはおよそ110人が出席。

代表の竹添 千聡さんは「誰かの力になれる社会人になれるよう精進したい」と誓いました。

「将来は自分で起業しようと思います」
親:「すごく立派になったなと思いました」

「海外で仕事できたらと思っています」

親:「子どものころは私の影に隠れて泣いてばかりでした」
Q親に伝えたいことは?
「今までありがとう。これからもよろしく」

「言われたことないです」

名前は変わりましたが、従来の『成人式』と同じく、参加者が周囲への感謝の気持ちを改めて実感できる機会となりました。

今年度、長崎県内で20歳となるのは、2002年4月2日から2003年4月1日までに生まれた人たちで、県内の人口は1万2254人です。
昨年度より508人減って過去最少となっています。

長崎県内の各自治体では二十歳の門出を祝う式典が今月8日まで予定されています。