妹の遺体と対面
前田理事長:
事件の後、生活はどの様に変わっていきましたか?
御手洗さん:
「佐世保にいられる状況じゃないということで母方の家がある大村の方に行くことになりました。妹の遺体もそこで受け入れると。祖母と顔を合わせると泣かれてしまいました。祖母に対しても『大丈夫だからね」って。妹を受け入れる準備を手伝ってくれる親族とかにも『大丈夫です』『大丈夫だよ』って1人1人に言ってました」
対面した妹は傷を隠され化粧がされていた。「お前、化粧したらこんなにきれいになるんだな…」。初めて見た化粧姿に、そんなことを思った。








