台風26号は13日9時に与那国島の近海で温帯低気圧に変わりました。しかし、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、沖縄・奄美地方では14日にかけて大気の状態が非常に不安定になり、大雨となる所がある見込みです。これまでの雨で地盤が緩んでいる所があり、土砂災害に警戒が必要です。

14日(金)

前線が通過した後、上空(850hPa)にマイナス9℃前後の強い寒気が流れ込みます。このため、北海道や東北では平地でも雪が降る所があり、積雪による交通障害や着雪に注意が必要です。

来週(17~18日):冬の嵐 西日本の山沿いでも積雪か

今週末は一旦天気が落ち着きますが、週明け17日(月)から18日(火)にかけて、低気圧が発達しながらオホーツク海へ進み、日本付近は強い「西高東低」の冬型の気圧配置となる見込みです。

北日本を中心に降雪量が多くなるほか、東日本や西日本の山沿いでも積雪となる可能性があります。