子育て世代の悩みにこたえようと、子どもの発達などを支援する総合窓口が10月1日、長崎市にオープンしました。

長崎市茂里町の障害福祉センター内にオープンした「はーとのもり」

子どもの発達に関する相談を受けたり、療育支援を行ったりする総合窓口です。

障害福祉センターではこれまで診療所や発達支援センターを各部門ごとに運営していて、それぞれ相談や利用件数の増加にともなう待機期間の長期化が課題となっていました。

それらの窓口を一本化することで、部門どうしの連携を強化し支援体制の充実を図ります。

長崎市社会福祉事業団・武田敏明理事長
「気軽にご相談に来ていただいて、職員ともどもお母さん方と一緒にですね、子どもさんの発達を温かく見守って支援していけるような、そういったセンターにしていきたい」

支援機能のひとつ児童発達支援センター「さくらんぼ園」は就学前の子どもを受け入れていて、保育士らとともに体を動かしたりコミュニケーションをとったりして運動機能や社会性の発達を促します。

長崎市は子どもの発達に不安や悩みがあればまずは電話で気軽に相談してほしいとしています。(095-842-2525)