Bリーグ・B1の新シーズン開幕を前に、長崎ヴェルカの大黒柱・ジャレル・ブラントリー選手(通称JB)がNBCのインタビューにこたえました。

ジャレル・ブラントリー選手:
「こんにちは、JBです、よろしくお願いします」

インタビュー冒頭、日本語で挨拶してくれたJB選手。左肩のタトゥーには「愛」の文字。本人いわく「長崎を“自分の家”のように感じている」と語ります。

ジャレル・ブラントリー選手:
「次もがんばります、ありがとうございます」
「ここを自分の家のように感じていて、すごく好きです」
「こどもが長崎の保育園に通っていたり、妻も町を散策したり、自分の家族も楽しんでいます」

JBは昨シーズン、チームで唯一リーグ戦60試合にスタメン出場、平均得点ではリーグ3位とまさに大黒柱の活躍でした。

その確かな実力とともに人気を集めているのがチャーミングなキャラクターです。シュート後に飛び出す豪快な雄叫び。喜びの舞い、ダンスを披露することもしばしばです。

「アリガトウゴザイマス!」

ジャレル・ブラントリー選手:
「プレー中に自然にダンスなどが出た時は最高の状態で、流れに身を任せて楽しんでいます」

新戦力・スタンリーとの“最強コンビ”に手応え

JBの周りには常に笑顔が溢れています。
新シーズンに向けて、7人の新加入選手を迎えたヴェルカ。長崎生活3年目のJBが、新外国籍選手におすすめの店を案内しているそうです。

ジャレル・ブラントリー選手:
「自分がこれまでによかったと思った長崎の場所をフォルダにためているので彼らにも共有して、スタンリー・ジョンソン選手とはディナーに行った」「焼き肉、大阪屋がお気に入りです、おいしいです」

2週間前のプレシーズンゲームでは、JBに長崎を案内してもらった新加入のスタンリー・ジョンソンも大暴れ。焼き肉親睦会の効果か!?2人の相性も抜群でした!

JBのパスをジョンソンが決めれば、ジョンソンのロングパスをJBがダンク!息の合った連携プレーを見せてくれました。

ジャレル・ブラントリー選手:
「彼らのことは好きだしプロフェッショナルな選手、新しい環境にアジャストしていると思うし、コート上での振舞いも素晴らしい、特にヴェルカは人柄・人間性でいい人たちが集まっていると思う」

JBがヴェルカで過ごしてきた2シーズンはB1西地区で8チーム中、6位でした。

ジャレル・ブラントリー選手:
「ファンのみなさんのために本当に勝ちたいと思っていますし、この組織に関わっている人たちが一生懸命働いているので、その人たちに少しでも還元できるようにしたい」「楽しいシーズンにしましょう」

今回のインタビューは、JBが大好きな岸アナウンサーのラブコールで実現。昨シーズン、個人では好成績を残したJB。新シーズンは「個人成績には興味がない。チームの勝ちだけが大事」と語っています。

モーディHC体制2年目はスピードアップに取り組んでおり、「スピード感を増し、テンポアップしたヴェルカを楽しみにしておいて」とのことでした。

ヴェルカの開幕戦は今度の土曜日から、まずはアウェイ2連戦です。B3時代からしのぎを削ってきたアルティーリ千葉と対戦。ホーム開幕戦はその翌週、10日(金)と11日(土)にハピネスアリーナで佐賀バルーナーズを迎え撃ちます。