根曳衆は、全員初出演「ゼロから」

今回の根曳は20人全員が初出演です。指導するのは、壇尻の舵取り役である「采(さい)」を持つ町の先輩たち。7月から稽古を重ねてきました。

添采 原口聡一郎さん:
「ガーっていけばいい。俺らが行きまっせって」
添采 井上正文さん:
「きつくなったら顔ば下げたらいかん」
白采 児島正吾さん:
「みんな初出場なんでね、ゼロからすべて、基本のキから教えなきゃいけない」

新人根曳のひとり、三根拓也さんは新大工町生まれです。転職を機にUターンし、初めての根曳に挑戦しています。

根曳 三根拓也さん:
「きついです!全部出し切っちゃいました。去年まで山口で働いてたんですけど、地元が新大工で17年前に囃子で出た。今回たまたま長崎に帰ってくることになり、運命を感じています。みんなで話し合ってどうやったら上手くいくのか毎日話し合いながら一致団結していく、それが楽しいです」