160を超える国の自治体で構成され核兵器廃絶に取り組んでいる平和首長会議の総会が7日から長崎市で始まり、参加者およそ100人が追悼平和記念館で献花しました。

長崎に集まったのは世界各地の自治体の「長」およそ100人です。核兵器廃絶を目指し活動している平和首長会議は世界166の国の8,509の自治体が加盟しているNGOです。



会議に先立ち、長崎市の鈴木史朗市長は、原爆死没者名簿が奉安されている追悼平和祈念館などを案内しました。

鈴木市長「(名簿は)203冊ありまして19万8785人の方の名前が記されております」

4年に一度行われる「総会」は、今回長崎で4日間にわたって行われ、8日は被爆者の横山照子さんによる証言のほか、核兵器廃絶に向けた都市の役割についての議論などが行われる予定です。