長崎の夏の風物詩ペーロン選手権大会とながさきみなとまつりが週末、長崎市で開かれました。熱く盛り上がった2日間を振り返ります。

真夏の太陽が照りつける長崎港で行われたペーロン選手権大会。

一般と職域の2部門に合わせて22チームが参加しました。

実況「一般対抗決勝戦が始まりました。いずれのチームも素晴らしいスタートです」

一般対抗の決勝戦は予選を勝ち抜いた6チームでの争い。レース前半は去年まで2年連続準優勝の三重Aが先頭を走りますが…

実況「第5コースの三重Aがターンにかかります、そして第1コースの野母崎が小さい良いターンを見せている、第1コース野母崎、順位が入れ替わる」
ターンでトップに躍り出たのは3連覇中の野母崎。王者の貫録を見せつけました。

実況「今野母崎がゴール。野母崎4連覇達成。令和の大会未だ負け知らずです」

野母崎・熊本拓二主将「めちゃくちゃ嬉しいですね。家族とか全ての人たちがチーム野母崎で動いてくれたので、野母崎の勝利かなと思います」

ながさきみなとまつりでは、被爆80年長崎メディア共同プロジェクトの一環で、各局のアナウンサーの掛け声で「慰霊の花火」が打ち上げられました。

「祈りを込めて」「届け平和の願い!」2日間で合わせて1万発の花火が長崎の夜空を彩りました。

ペーロンもまつりも全力で楽しめるのは平和だからこそ。長崎が熱気と祈りに包まれた2日間でした。