夏の高校野球 長崎県大会は、25日、準決勝2試合が行われました。
第1試合では、長崎日大と九州文化学園が接戦を繰り広げました。
会長杯王者で第4シードの長崎日大。対するは、ノーシードから勝ち上がってきた九州文化学園です。
九州文化が先制するも、すぐさま長崎日大も取り返す展開。
スコアボードは2対2のまま、試合は膠着状態にー。
試合が動いたのは8回ウラ、夏の甲子園9度の出場を誇る長崎日大が、終盤で1点を勝ち越します。
9回2アウト ランナー2塁。あとがない九州文化は、1打同点のチャンスで、打席には3番の岩永選手。土壇場のヒットで勝負を振り出しに戻します。
タイブレークの延長戦となり、九州文化は勢いそのままに2点を奪い、長崎日大を突き放します。
そのウラ、長崎日大は1点を返し、1点差に詰めよります。
なおも得点圏にランナーを置きますが、打球はレフトがつかみスリーアウト。九州文化が5 ー 4で接戦を制しました。
九州文化学園 野邊田 海晴 主将「(甲子園まで)あと1歩のところまで来たので絶対に行きたいと思います」
快進撃を続ける九州文化がシード校を破り、初の決勝進出を決めました。
第2試合は、3連覇を狙う創成館と、ノーシードから勝ち上がってきた小浜が対戦。創成館が、小浜打線を完封し、2対0で勝利しました。
九州文化学園と創成館による決勝は、27日(日)午前10時5分プレイボールです。