25日午前、長崎県南西部を震源とする最大震度4の地震が発生しました。

気象庁によりますと、25日午前11時17分ごろ、長崎県南西部を震源とする地震が発生し、長崎県の諫早市と雲仙市で震度4、長崎市、大村市、南島原市、東彼杵町で震度3などを観測しました。

地震の規模を示すマグニチュードは4.7、震源の深さはおよそ10キロと見られています。この地震による津波の心配はないということです。

島原鉄道は、安全確認のため、一時、全線で運行を見合わせました。

また、長崎県警によりますと、この地震によるけが人などの情報は入っていないということです。

震度4を観測した長崎県雲仙市では…

「バス停におって、椅子が揺れてびっくりしてから、その後お母さんたちに連絡しました」

「久しぶり、こんなに揺れたのは」

2017年6月には今回の震源の近く、橘湾を震源とする震度4の地震が発生しています。

長崎地方気象台では、今後、震度5弱以上の大きな揺れが発生するおそれも否定できないとして、防災用品の備えや避難場所の確認など、注意を呼びかけています。