航空自衛隊は27日、隊員同士で金銭をかけたトランプゲームを行った20代の隊員4人を停職6日の処分としました。

処分を受けたのは、
・西部航空警戒管制団第15警戒隊の20代空士長
・中部高射群第14高射隊の20代空士長
・南西高射群第18高射隊の20代空士長
・北部航空警戒管制団第29警戒隊の20代空士長の4人です。

航空自衛隊福江島分屯基地によりますと、4人は去年8月28日~9月5日までの間、研修先の基地内で複数回、金銭をかけたトランプゲームを行ったということです。

賭博行為を目撃した他の隊員からの申し出を機に部内調査を行い、発覚したということです。

4人はそれぞれの懲戒権者から27日付で停職6日の懲戒処分を受けました。

このうち西部航空警戒管制団所属の隊員は
「最大3万円程度の勝ち金を現金で受け取った」
「トランプを用いた娯楽に留まっていたが盛り上げる目的で金銭をかけた」と話しているということです。

航空自衛隊福江島分屯基地・西部航空警戒管制団第15警戒隊長の川中健嗣二等空佐は「誠に遺憾。再発防止に努める」などとコメントしています。