猫の死骸・生と死への境界への関心

【小学生の時に猫の死骸を目撃し、生と死の境界への関心が芽生えて猫を殺し始めるが、視覚優位の認知や直感像記憶により視覚的興奮が反復されて高まっていき、限局的な関心が強化され、固執が強まっていった】

猫の死骸を目撃して芽生えた「生と死の境界への関心」。
同時に周囲との違いを自覚し精神的な「孤立感」を深めていきます。

そして「興味を持ったことを徹底して追及」し、「決めたことは迷いなく完遂する」という、人間が夢や目標を叶えるために大きな力となるその性格をエンジンに、人として誤った方向に加速度的に走っていく事になりました。

【小学校時代の異物混入事件で問題が顕在化したが、適切な保護や対応がされず、逆に少女は自分が弾劾されたと認識し、周囲との違いに気付いて孤立感、疎外感を抱くと同時に、自身の特異な関心を隠すようになり、自己を統合できない苦悩や矛盾は深刻さを増していった】