岸田総理の約束は?
「合理的解決」が何を指すのかはまだ分かりません。裁判は555人が最高裁で敗訴、再提訴して44人だけが続けており9日が判決です。被告には国も訴訟参加人として入っており「広島高裁判決の解釈は誤っている」と受け入れた判決を否定しながら被爆体験者は被爆者ではないと主張しています。

被爆体験者訴訟原告代理人・中鋪美香弁護士:
「黒い雨と放射性降下物は実は同じなんですよ。上空で長崎乾燥してたので蒸発して放射性微粒子の状態で降ったというだけなので」
被爆体験者訴訟原告代理人・足立修一弁護士:
「ほぼ同じ現象が起こってる広島と長崎で全く結論が違うのはどう考えてもおかしいんですよ」
79年間認められていない原爆被害、被爆体験者が訴える「内部被ばく」は司法の場で認められるのか?

被爆体験者訴訟・岩永千代子原告団長:
「声も出せない死んでいった人、この人達実態を絶対どこかで研究して欲しいし深めて欲しいしね」「原爆の本当の怖さ、人間がどう生きなければいけないかということの指針がね、指針がきっと(判決)を通して示されると思う」








