再活用へ「耐震性もあり、歴史的価値高い」

2019年まで、県営住宅として活用されていた「旧魚の町団地」について県は当初、取り壊す予定でしたが、建物の《歴史的価値》が高かったことなどから活用法を模索。民間事業者から、建物活用のアイデアを公募する再生プロジェクトを立ち上げました。

牧田さん:
「《公営住宅》としての役目は終わってるんですけれども、耐震性もありますし、立地が良かったりとか。あと『古い建物が好き』とか『こういったところを使ってみたい』という声もいただきましたので、今回、民間の事業者さんに委ねる形で、建物を新たに再生というか、もう一度使っていただきたいなという風に思っているところです」

再生プロジェクトはこうです──

県は、旧魚の町団地を、民間事業者に有償で貸し出します。事業者は、県に提案した再生のコンセプトに沿って施設をリノベーションし利用希望者を募ります。
利用希望者は、建物の内部を改装することもできることから幅広い活用が可能となっています。