今年の長崎ランタンフェスティバルには過去最多の121万人が訪れ、長崎は賑わいました。しかし、一方で、観光客や旅行業者らからは『案内板のわかりにくさ』や『外国人観光客へのサービス不足』など “おもてなし体制” を問う声も聞かれます。観光客から選ばれる長崎を目指すために必要なこととは…。

【豊﨑なつきアナウンサー(以下:豊)】:長崎の暮らし経済ウイークリーオピニオン、今週も平家達史NBC論説委員(以下:平)とお伝えします。
【平】今週のテーマは──

長崎県内観光 “おもてなし体制”は万全か?

【豊】観光というと、今年のランタンフェスティバルは、福山雅治さん、仲里依紗さんが皇帝・皇后役をつとめた皇帝パレード特別版が行われたことや、開催期間が通常より2日長かったことで、人出は過去最多となる121万人と非常に盛り上がりました。

【平】来年のランタンフェスティバルは、30回目の節目になるので期待したいところなんですが、その直前に長崎市では、日本商工会議所が主催する全国商工会議所観光振興大会も開かれることになっているんです。全国からおよそ2,000人の参加が見込まれています。

【豊】どのような大会なんでしょうか?