柔道のオリンピック 金メダリストの野村忠宏さんが、25日、長崎県五島市で柔道教室を開きました。

伝えたのは高速一本背負いと柔道の心です。
野村さんの空気を切り裂くような鋭い投げの披露で、場内がどよめきます。
子どもたち「おー!!もう一回、もう一回」

オリンピック3大会連続金メダリストの野村忠宏さんが講師となり、長崎県五島市で開かれた柔道教室には、小中学生や高校生、あわせて100人が参加しました。


野村さんが全国を回って開催している「野村道場」では、背負い投げの早さの秘密を伝授しました。

柔道家 野村忠宏さん:
「こういう打ち込みじゃ技は上手くならない。背負い投げってめっちゃ早かったやろ?この技の形を作る打ち込みっていうのは…」

さらに野村さんは背負い投げの極意として「おんぶ」をたとえに “担ぎのポイント”や “足幅”を説明し、子どもたちは技のキレと勝つための極意を身に着けようと稽古に励みました。

子ども:
「技のキレがあってすごかったです」

「スピードや打ち込みはちゃんとするってところは学びました」

柔道家 野村忠宏さん:
「日頃から一生懸命練習してるんだなっていう、すごくいい動きをみせてくれました。いろんな社会で貢献できるそういう柔道家たちに育ってもらったらすごく嬉しいなと思います」

柔道教室を受け、子どもたちは基礎練習の大切さや技の切れにこだわることを学びました。