宮崎県は、現在再整備を進めている県東京ビルの基本設計案を公表しました。

東京都千代田区にある県東京ビルの再整備は、県内外6社でつくる企業グループとの定期借地権方式で進めていて、県と民間の複合施設となっています。

建物は、地上11階、地下1階の鉄骨造りで、県が運営する1階から6階には、各フロアに県産木材がふんだんに使用され、1階部分には県の情報を発信するスペースやコワーキングスペースなどが設けられます。

そして、2階と3階には男女を受け入れ可能な、シャワーやトイレを完備した学生寮52室を整備し、4階から6階には、職員宿舎40室を設けています。

さらに、民間が運営する7階から11階には、賃貸オフィスが入り、地下には28台分の駐車場が整備されます。

県によりますと、来年10月には、新しいビルの建設工事に着手し、2026年10月の供用開始を目指しているということです。