宮崎県内は現在、全域が台風6号の強風域に入っていて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害に厳重な警戒が必要です。

台風6号は、きょう午前6時には屋久島の西北西、およそ110キロの海上にあって、1時間に15キロの速さで北西へ進んでいるとみられます。


中心の気圧は、970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートルとなっています。

台風の接近に伴い、県内には、5段階の大雨警戒レベルでレベル4に相当する「土砂災害警戒情報」が、宮崎市など、17の市町村に出されています。


また、都城市、日南市、串間市の全域、それに宮崎市などの一部地域を対象に警戒レベル4の「避難指示」が出されています。


県内は、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るところがあり、線状降水帯が発生した場合は総雨量が平年の8月の降水量を大きく超えるおそれがあります。


予想される24時間雨量は、あす午前6時までが多いところで全域で300ミリ、あさって午前6時までが、全域で50ミリから100ミリとなっています。


県内は、土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒、低い土地の浸水、うねりを伴った高波に警戒が必要です。