旭化成の創業者で、延岡の礎を築いた実業家、野口遵翁の生誕祭が延岡市で行われました。
1873年の7月26日に石川県で生まれた野口遵翁は、生誕150年を迎え、延岡市の野口遵記念館で生誕祭が開かれました。
野口遵翁は1944年に72歳で亡くなるまで、ベンベルグやレーヨン工場などを建設し延岡市の産業や経済において多大な功績を残しました。
生誕祭には、延岡市の読谷山市長をはじめ野口遵顕彰会の吉玉典生会長や旭化成延岡支社の末次稔支社長などおよそ110人が参加し、遺影に献花しました。
(延岡市・読谷山洋司市長)「野口遵翁の功績を私ども今後も未来に向かって伝えていく、その役割を果たさせていただきたい」
また、今回の生誕祭に合わせて記念のパネル展が、イオン延岡店で来月6日まで開かれています。