6年ぶりの優勝を目指す 聖心ウルスラ学園

一方、こちらもノーシードから勝ち進み、6年ぶりの優勝を目指す聖心ウルスラ学園。

2回戦では、去年の覇者・富島に逆転勝ちを納めると、準決勝では、今大会、質・量ともにナンバーワンと呼び声の高い延岡学園の投手陣を相手に17安打、14点を奪う猛攻を見せました。

今大会のチーム打率、3割2分3厘の聖心ウルスラは、単打で確実に繋ぎ、しぶとく試合を展開するのが特徴です。

そのリードオフマンとして注目なのが辰口優成選手。
23日の準決勝では4安打3打点とチームに勢いをつけました。

(聖心ウルスラ 辰口優成選手・3年)
「自分が打てばチームは勢いづいてそこから流れに乗れると思うので、ここまできたので、最後は自分たちを信じて、自分たちのやってきた野球を貫いて必ず優勝したい」

投手陣の注目はこちらも左腕の渡野弘翔投手。
23日の準決勝では初回に4点を取られたものの粘りのピッチングを披露。決勝を前に気合十分です。

(聖心ウルスラ 渡野弘翔投手・3年)
「(準決勝は)初回から打ち込まれたが、内野陣がしっかり声をかけてくれたので粘ることができた。ここまで上がってきたらもうやりきるだけなので、仲間を信じてしっかり投げこんでいきたい」